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中小企業経営者 なるほど!Q&A Vol.2

前回までのあらすじ

前回、御所見さんは顧問弁護士に相談したい事がありそうでしたね・・・?

登場人物

御所見さんイラスト

御所見さん

藤沢市で小売業を営む

平塚さんイラスト

平塚さん

藤沢市で建設業を営む

弁護士イラスト

弁護士 顧問 大

中小企業経営者の集いに参加している、自らも経営者の弁護士

同業他社でアルバイトをする人がいるんだけど・・・

以前お会いしたときに、御所見さんは小売業をされていると伺ったように記憶しています。

御所見さんイラスト

小売業なんて立派なものじゃなくて、湘南・藤沢でやっている普通の八百屋さんですよ。それでね、相談したいのは、仕事が終わった後に私に無断で、他社でアルバイトする人がいるんですよ。

それは困りましたね。勤務中はまじめに働いていますか?

御所見さんイラスト

それがね、怖いくらい真面目なんですよ

御所見さんが払っている給料が安いだけなんじゃないの?

会社のお金が無くなっていたり、接待交際費などの経費が不自然に増えたりしていませんか?

それもないんですよ。

どんなアルバイトをしているんですか?同業他社ですか?

同じ小売業なんですが、湘南の総合スーパーの倉庫係みたいなんですよ。

就業規則で会社に無断でアルバイト・パート・派遣・副業など他社で勤務することを禁止していますか?

あれどうだったかな?就業規則なんて親父の代の社労士さんに作ってもらったままだから、しばらく見てないや

御所見さんそれが一番大事だよ。ね、顧問先生

そうですね。会社は服務規律の一環として、労働者の副業につき規制を行うことができますが、副業を全面的にすべて禁止することもできないんですよ。多くの企業で副業は許可制にしているのもそのためです。

御所見さん、俺のところもそうだよ。

タクシー運転手がタクシー会社に無断で新聞配達の仕事をしていた事件では、無断であっても、一所懸命に仕事をしている他の従業員の士気を下げたり、体を酷使して、遅刻・欠勤・早退を繰り返して本業に差しさわりがあるなどのように労務提供に格別の支障がなければ、兼職の禁止に該当しないと判示した例があります(福岡地決昭和56年9月17日、国際タクシー解雇事件)

もしかしたら、その人は、倉庫管理の勉強のためにやってるかもしれないねえ。

もし勉強とか手伝いの認識で、他社で働いていたら、会社としてどうするべきでしょうか?

会社としてどうするかは社長である御所見さんが決めることですが、御所見さんが仰ったような副業ではなく、勉強感覚で、他社で働いた従業員について、裁判で争われた事件があります。

顧問さん、教えて下さい。

印刷会社の写植工が、欠勤して、競合他社(ライバル)で働きました。 他社で仕事をした本人は、欠勤中にちょっと仕事を手伝った程度の認識でした。加えて、本人は企業秘密などの機密事項を扱う立場ではありませんでした。総合的に判断して、兼職は懲戒解雇事由としての兼職禁止には当たらないと判断した事例があります(東京地判昭和59年2月28日・東版懲戒解雇事件)。

勉強になりますねぇ。今度、私が主宰している湘南・藤沢の異業種交流会に出てみませんか?

いいですねぇ。シーライト藤沢法律事務所は地元湘南密着なので、御所見さんよろしくお願いいたします。

本文の内容は、架空の事例であり、すべてフィクションです。具体的なお問い合わせは、お問い合わせフォームまたはお電話(0466-53-9340)で承ります。

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