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中小企業経営者 なるほど!Q&A Vol.19

前回までのあらすじ

前回は、支店を子会社化する際の注意点について、弁護士に相談をしていました。

登場人物

御所見さんイラスト

御所見さん

藤沢市で小売業を営む

菱沼さんイラスト

菱沼さん

藤沢市で建設業を営む

川名さんイラスト

川名さん

藤沢市で電気工事業を営む

弁護士イラスト

弁護士 顧問 大

中小企業経営者の集いに参加している、自らも経営者の弁護士

会社は、従業員に出向命令を自由に出せるんでしょうか?

テレビドラマとか見ていると、「出向を命じる」とかあるじゃないですか。出向命令というのは、会社は自由に出せるんですか?

従業員にしてみれば「理由がないのになんで出向なんだ、本社に戻れるのか?事業計画が失敗しても、雇用の保証はあるのか?」と思うでしょうから、出向にあたっては合理的な理由が必要ですね。出向をなんのためにやるかというと、①子会社・協力会社への経営・技術サポート、②従業員のキャリアアップ、③雇用調整などがあります。

本社勤務の人が子会社などで経験を積んで、本社に戻って経験を生かすためにするんですね。

菱沼さんイラスト

雇用調整というのは、本社の若手を育てたいから、経験のある中堅層を積極的に子会社に送り込むタイプの出向でしょうか?中堅層は親会社で培った技術などを、子会社の人に指導するとか、考えてみればいくつかタイプがあるんですねぇ。

そうですね。経験をつめないような出向は、会社にとってもメリットがないでしょうから、お互いにとって適正とはいえませんね。

そうすると、ドラマでよくある復帰が予定されているとは到底思えないような出向はどうなんでしょう。

出向というのは、出向元企業(ここでは本社とします)の従業員としての地位を保持したまま、出向先企業(ここでは子会社とします)において、その労務を従事させる人事異動です。 したがって、整理解雇の回避やリストラの回避など、企業経営上の理由がないかぎり、権利濫用と判断されることも十分にありますね。

御所見さんイラスト

本社のリストラ対策として、部署廃止になって社内失業状態の従業員を、まとめて子会社に送り込んだりとか、いろいろあるみたいですね。私も話を聞いたことがあります。

私の中小企業は大企業の下請会社をやっている限りは、技術指導などの名目で大企業から技術者を送り込んでもらって、最新の技術やノウハウを取得できるなど便利な面もあるんですが、大手企業には大手企業の悩みがあるんですねぇ。 復帰が予定されていない出向は、権利濫用になりうるということですね。

出向にあたっては、出向の理由などを従業員に事情をしっかり説明して、納得を得た上で、個別具体的な同意を得る必要などいくつかのポイントがありますね。。

本文の内容は、架空の事例であり、すべてフィクションです。具体的なお問い合わせは、お問い合わせフォームまたはお電話(0466-53-9340)で承ります。

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